この記事では、絵本好きなママによる「絵本レビュー」です。
今日は「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」についてまとめます。
子供の反応や、読み聞かせのコツ、ママ目線の感想などを詳しく解説するのでぜひ参考にしてみて下さい♪
「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」の絵本情報
作者 | くぼまちこ |
出版社 | アリス館 |
ページ数 | 24ページ |
定価 | 1,000円+税 |
「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」のあらすじ・内容・狙い(ネタバレ注意)
主人公は、歯磨きが大嫌いなたっくんという男の子です。
「ぼく、はみがきだいきらい」と言うたっくんの目の前に、はみがきれっしゃが現れるところから物語がはじまります。
はみがきれっしゃは、赤い歯ブラシに顔がついた電車のキャラクター。

車・電車好きな子にはたまらないと思います。
はみがきれっしゃが、たっくんのお口の中に入って、歯を磨いていくストーリーです。
「しゅっしゅっっぽー!」という楽しいリズムと共に、歯の間に詰まったにんじんやお肉を次々にきれいにしていきます。
この本の一番の魅力は、歯磨きしている口の中の様子が大きな絵で描かれていていることです!
なぜかというと、「歯磨きをすることによって、どのようにお口の中がきれいになって行くのか」を子供自身が目で見て理解することができるからです。

はみがきれっしゃが、たっくんのお口の中をすっかりきれいにしたとき、歯磨きが大嫌いだったたっくんもニコニコ笑顔で歯磨きを終えることができます。
そして、はみがきれっしゃは「またくるね」と言って、歯ブラシスタンドへ帰っていきます。

ぜひ注目してほしいところです。
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「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」の対象年齢
出版社のアリス館のホームページによると、 対象年齢は1~2歳からとのことです。

歯磨きが嫌いな年ごろのお子さんに分かりやすいストーリーなので、親子で楽しめます。
私の個人的な印象では、小学生になる前くらいまで読めるかな~と感じました。
「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」の読み聞かせ方法
音をリズミカルに読む
ストーリーの中には、いろいろな音が登場します。
例えは、「しゅっ」という歯磨きの音や、「ぽっぽー」という列車の音などです。
音をリズミカルに強調して読むことで、子供の印象に残りやすくなって、もっと楽しめます!
歯磨き大嫌いな2歳の我が子も、「しゅっしゅっ」「ぽっぽー」と言いながら歯磨きができるようになってきました。

今日の食事を子供と振り返りながら読む
この本のストーリーは、主人公のたっくんの口の中の様子をズームアップした絵があるんです。
そのシーンでは、歯と歯の間に食べ物が挟まっている様子の絵になっているのですが、それを見ると、
「今日、自分は何を食べたかな?何の食べ物が歯に挟まっているのかな?」とイメージするようになります。
そこで、「今日○○ちゃんの夕ご飯はなんだったかな~?なんの食べ物が歯の間にくっついてるかな~?」などと声掛けをしながら読むと、 自分のことと感じやすくなり子供も楽しめます。
まとめ:「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」がおすすめな理由
「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」がおすすめな理由は、
- 歯磨きの様子を理解できる
- 歯磨きの大切さを知ることができる
- 楽しく前向きな気持ちになれる
- 1~2歳から楽しめる絵
だからです。
息子は歯が生えてからいままでずっと歯磨きが大嫌いで、仕上げ磨きは毎度大暴れでした。
しかしこの本に出会ってから少しずつ落ち着いてきたように感じます。

もし、あなたのお子さんも歯磨きが嫌いで毎回大変な思いをしているのなら、読んでみる価値はあると思います♪
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