この記事では、私の体験から「赤ちゃんが可愛いと思えなかった原因」について書こうと思います。
妊娠中、「出産」のことは調べまくるのに、その先の「育児」のことって調べないと思いませんか?

ですから、退院してから、赤ちゃんと2人だけで過ぎていく時間が大変すぎて目が回りました。
子供はもちろん可愛いけど、可愛いだけじゃないですよね?
右も左も分からない育児を、「つらい」と感じることもありました。

可愛くないと思った瞬間も…
思い返せば、「そんなこともあったな」と思えるエピソードですが、当時は本当に悩んで辛かったです。
あなたもそんな風に悩んでいませんか?
そんなトンネルを抜けた今、過ぎたあのころを振り返ってみたら「意外な原因」に心当たりを感じました。
目次
赤ちゃんが可愛くないと思った心理(原因)とは?
結論から言います。
私が出産後に、赤ちゃんが可愛いと思えない状態になった原因は、睡眠不足です。

だけど、産後はただでさえ体調もメンタルも不安定だというのに、それに加えて睡眠不足は大ダメージです。
あなたも心当たりがありませんか?
「愛情不足」でも
「母性不足」でもなく
「睡眠不足」
が原因ということもあるので、あまり自分を責めない方が良いですよ。
新生児は、細かい睡眠を繰り返しますよね。
だから、

やっと寝たと思ったらもう次の授乳の時間…うそでしょ
あなたは今までの人生で、
こんなにも短い眠りを何度も繰り返す日々を送ったことがありますか?

そんな状態ですから、精神的に参ってしまってもおかしくないんですよ。
私が「赤ちゃんが可愛くない」と悩んでいた原因は、他でもない睡眠不足のせいだったんです。
それに気づいたとき、

だって、赤ちゃんが可愛いと思えないのは、
- 母親失格なのかな?
- 母性が足りないのかな?
- 愛せていないのかな?
と、自分を責めていたからです。
だけど、そうではなかった!
そう気づいたとき、とても心が軽くなりました。
赤ちゃんの夜泣きはいつまで続いた?ピークの時期は?
私が慢性的な寝不足になった原因は、「夜泣き」です。

ピークは8ヵ月~1歳3ヵ月でした
赤ちゃんですから、夜中に泣くのは当たり前なんですが…
これが、
- 毎晩2時間おきに泣く
- 抱っこしても足バタバタで大暴れ
- 一回起きるとなかなか寝ない
- 1歳過ぎても夜泣きが続いた
という状況だったので、ママは心も体も辛かった(涙)

昼間もまとまって寝なくないですか?
今となっては、睡眠もその子の個性だと思えますが当時は本当にキツかった…

断乳したら夜泣きもピタっと終わりました
赤ちゃんの子育てが大変な時期はいつまで続く?
私はママになってまだ1年ですが、既に「楽になったな~」と感じています。
振り返ってみると、ターニングポイントは、
- 首が座る、腰が据わった
- 断乳した&夜泣きがなくなった
- 立てるようになった
- コミュニケーションが取れるようになった
でした。
ひとつひとつ解説します。
首が座る、腰が座った
首が座ると、抱っこの安定感が全然違います。
それまでは両手でしっかりと支えてあげないと不安でしたが、首が座っただけで抱っこが格段にラクになりますよ。
更に腰が座ると、もっとしっかりした体つきになってくるので、抱っこ紐やおんぶ紐であやしながら家事・散歩ができるようになり両手を自由に使えます。
卒乳した・夜泣きがなくなった
一番辛かったのは、夜泣きです。
さっきも書きましたが、寝不足が原因で、体力的にも精神的にもかなり参りました。
うちは夜泣きが1歳3ヵ月まで続いたのですが、成長ともにどんどん激しくなりまして…
- えびぞりして暴れる
- 足バタバタの力が強くなる
- 泣き叫ぶ声が大きくなる
といった形でパワーアップ。
かなりしんどいし、ストレスでした。

ウチは夫も寝ていられない程の大騒ぎっぷり(笑)
だけど、断乳したと同時に夜泣きがピタッとなくなり、朝まで通しでぐっすり寝てくれるようになりました。

突然そうなりました。驚きです。
たぶん夜泣きで悩んでいるママさんいっぱいいますよね…。
後で、「夜泣きでお疲れのママが体力回復する方法」を書くので良かったら参考にしてみて下さい。
立てるようになった

浴槽のふちに手を置いて、かまり立ちをしてもらうと、赤ちゃんの体を手早く洗うことができますよ。
お風呂場ですから、もちろんしっかり見ていてあげないと危ないですが、安定感が増してくるとどんどん楽になっていきます。
コミュニケーションが取れるようになった
しっかりとした会話ができなくても、だんだん「何を言いたいのか」が分かるようになってきます。

そうすると、赤ちゃんの要求をすぐに満たしてあげることができ、泣くことが減りました。
あんなにずっと泣いていたのが嘘みたいに、「あれ?最近あまり泣かなくなった?」と思う日があなたにも必ずやってきますよ。
夜泣きが激しい赤ちゃん…ママが体力を回復する3つの方法
夜泣きで悩んだ私の経験から、体力を回復するための方法を3つご紹介します。
- 暇さえあれば横になること
- 目を閉じてスマホを見ないこと
- 寝ること以外後回し
以上の2つです。
暇さえあれば横になること
体を横にして休むことは、地味だけど本当に効果があります。
夜泣きの時を思い出してみて下さい。
夜中、真っ暗な部屋の中で、体を起こすだけでも辛くないですか?

赤ちゃんがちょっと一人で遊んでるとき、機嫌がよさそうなときにそっと横になってみませんか?
一緒にゴロゴロするのもいいですね。

目を閉じてスマホを見ないこと
眠れなかったら眠らなくてもいいんです、体を横にして目を閉じているだけでOKです。
そして、ポイントはスマホを見ない事。
スマホを見てはいけない理由は、「あっという間に時が過ぎるから」です。
ブルーライトとか、目が疲れるからとかいう理由も、もちろんありますがそれはおいといて。
ママが横になれる貴重な時間を、スマホに割いてはいけません。
スマホを見ている間にあっという間に赤ちゃんが起きます。
全力で横になって休んでください。
横になると何となくスマホを見てしまう習慣はありませんか?
私はこれをやめるだけでだいぶ楽になりましたよ!

そんな方にはこちらがおすすめです。
めぐリズムの蒸気でホットアイマスクです。
アイマスクなので、つければ強制的にスマホを見ることができなくなります。
しかも、蒸気の暖かさと香りでリラックス…疲れがたまっているときかなり癒されます♪

寝ること以外後回し
子育てが大変な時って、部屋は散らかるし、家事がおろそかになるし、自分が嫌になることありませんか?
だけど、今一番大事なことは、ママが元気でいることです。
「家事やらなきゃ…」と思ったときには次のことを思い出してみて下さい。
- 部屋が散らかっていても死なない
- 洗濯物は溜まってきたらやればいい
- 食事は買ってくればいい
こんな風に考えたら、「今すぐやらなきゃ!」という気持ちから解放されませんか?
ママの睡眠を確保できるなら、家事は後回しでもいいと思います。
母乳の人はミルクを足すという方法も検討
あなたは母乳育児にこだわりがありますか?
私は、産院の指導でいつのまにかこだわりを持ってしまっていて、それが自分の首を絞めていました。
もし、完母にこだわりがなくて、混合でもいいと思える方は「寝る前だけミルクを足す」ということを試してみるといいかもしれません。
ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかります。
消化に時間がかかるということは、腹持ちがいいともとれます。
ですから、夜ママが少しでも眠る時間を確保できるように、夜だけミルクを飲ませてみるというのもひとつの方法です。
私は母乳だけでも足りていましたが、これを理由に入院中の後半からミルクも取り入れました。

新生児からしばらくは、栄養成分が母乳に近い「E赤ちゃん」のミルクを飲んでいました。
夜間の頻回授乳には添い乳という方法も検討
そして、次に添い乳です。
添い乳とは、赤ちゃんの隣にママが添い寝する形で横になったまま授乳するスタイルのことです。
新生児は体が小さい上に首が座っていないので、窒息などが怖いですが、ある程度大きくなってきたら試してみてもいいかもしれません。
添い乳に関しては「やめるのが大変」というネガティブな情報がありますが、それは人それぞれです。

でも、どうしても夜中に何度も体を起こして授乳することが辛くて、限界を感じたので試してみたんです。
すると、「横になって授乳することがこんなに楽だったなんて」と早くやらなかった自分を悔やみました(笑)
乳児検診で、助産師さんに添い乳のことを相談したら「いいのよ~!ママが楽な方法を選んでね~!」と軽く言われ「なーんだ!いいんだ!」と 、これまで深刻に考えすぎていたと気づかされました。

それでも子育てが辛い、もう無理だと感じたらやること
迷わず専門機関に相談しましょう。
産後は体も心も不安定になりやすいときです。
もしかしたら単なる睡眠不足を超えて、産後鬱などに発展しているケースもあります。
うつと聞くと、精神科をイメージするかと思いますが、突然精神科はハードルが高く感じて抵抗がある方もいると思います。
そういう時に相談できる身近な場所は、
- 身近な保健師さん
- かかりつけの婦人科
- 乳児検診の時に相談する
- 自治体のサポートに相談
- 家族に相談
などなど、精神科に行く前に相談できる場所は意外とたくさんあります。
とにかく、一人で悩んでいるのはやめて、誰かに助けを求めて下さい。
「産後うつ」という言葉が浸透してきた現代でも「まさか自分が」と誰もが思っているので不思議でたまりません。
どうしても辛いと感じたら、迷わず周りを頼りましょう!

それぐらい気軽に利用して良いと思います。
まとめ:自分の赤ちゃんでも子供にイライラするのは普通のことだった
子育てをしているといくら自分の子供でも、イライラしたり、可愛いと思えないこともあります。
常に菩薩や女神のように広い心で接することは無理です。

夜眠れない上に慣れない育児で疲れているし、心も体もストレスが溜まっていて当然。
もし、そんな状況でもニコニコ100点満点のお母さんが居たら、逆に心配です(笑)
子育てにイライラしてしまうのは普通のことですから自分を責めないで下さいね!
産後の不安定な体と、精神の中、一生懸命赤ちゃんのお世話をしているあなたは立派なお母さんですよ♪