友人や親せきに赤ちゃんが生まれたとき、出産祝いにどんなものを贈ろうか悩みますよね。
そんなとき、絵本はいかがでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんでも、お母さんと一緒に絵本を楽しむことができるんですよ。
この記事では、出産祝いに絵本をプレゼントしようと考えている方におすすめしたい絵本を3つ紹介します。
目次
0歳児赤ちゃん向けのファーストブック選び方
月齢が低い赤ちゃんは、まだ視力があまりよくないので、はっきりと物の輪郭や色をとらえることができません。
加えて、まだ言葉がわからないので、 音やリズム感のいい絵本を選ぶと赤ちゃんも楽しめます。
そこで、次のことをポイントに選ぶことがおすすめです。
- 赤、黒、黄色などはっきりとした色使いの絵
- 大きな絵が描いてある
- くりかえしの音や、特徴的な音など
- ボードブック(厚紙の破れにくい本)
以上を踏まえて、ここからはおすすめの絵本を3冊ご紹介します。
ちなみに私は全部持っているので、感想も交えながら書きますね。参考になることがあれば嬉しいです。
カラフルでポップな絵が可愛い「しましまぐるぐる」
しましまぐるぐるは、カラフルな「しましま」模様と「ぐるぐる」模様が順番に登場する絵本です。
はっきりとした色使いは、まだ目がよく見えない赤ちゃんでも認識しやすいということで0歳の赤ちゃんから人気が高い絵本です。
また、 ボ ードブック(厚紙の本)なことも、選ばれる大きな理由です。
なぜなら、破れにくいからです。
まだ上手にページをめくれないうちは、 赤ちゃんが自分で読もうとして本を破ってしまうことも少なくありません。
そんな時にもボードブックなら赤ちゃんの力では破けないので安心して持たせることができるんです。
本の中の絵には、魚や犬などの生き物も登場するので、成長してからは「これは犬だよ」などと言葉を教えるのにも役立つ1冊です。
赤ちゃん時代だけではなく、成長しても長く楽しめる絵本ですよ。
「しましまぐるぐる」は「いっしょにあそぼ」シリーズの本です。
同シリーズには、「ぶんぶんきいろ」や「あかあかくろくろ」、「まるまるぽぽぽん」など、しましまぐるぐると同じように楽しめる本がたくさんそろっています!
ママになってから初めて気づいたのですが、関連グッズもかなり可愛いです。
絵本のファンとしては、出産祝いとして本と一緒にプレゼントしてもらえたら嬉しいなと思います。
赤ちゃんが好きな絵を研究した絵本「もいもい」
「もいもい」は、 絵本作りに赤ちゃんが参加して作られた「赤ちゃんが本当に好きな絵」が使われています。
研究によると、ママが「赤ちゃんが好きそうだな」と思って選んだ絵と、赤ちゃんが実際に「興味を示す絵」は違うんだそう。
そういった研究を経て、この本は赤ちゃんが選んだ、赤ちゃん好みの絵を使った絵本なんです。
大人がみた感想は、赤色と青色の不思議な生き物(?)と、「もいもい」という言葉だけが登場する不思議な絵本です。
でも、 赤ちゃんに見せてみたら本当にじっと見つめていたので驚きました!
独特なリズムと、「もいもい」という言葉、そして絵、すべてに興味を示している様子でした。
そして、プレゼントされて嬉しい理由は、価格にもあります。
赤ちゃん向けの絵本にしては、値段がやや高い(^^;)
なので、自分で買うより、人から貰うととっても嬉しい絵本です。
「もいもい」も、シリーズで他にも2冊絵本があります。
「うるしー」と「もいもいとキーリー」です。
セットで購入しようとすると、なかなかの金額になるので(笑)出産祝いでもらえるととっても嬉しい本です!
可愛い動きの絵に赤ちゃんも笑う「だるまさんシリーズ」
赤くて可愛いだるまさんのイラストは、赤ちゃんの目にも認識しやすいと人気です。
コロンコロンと転がるようなイラストとともに、 絵本を左右にゆらしながら読んであげると赤ちゃんもママも楽しめるシリーズです。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊シリーズで販売されていて、どれもおすすめなのでセットでプレゼントすると喜ばれますよ。
低月齢のうちは、だるまさんのコミカルな動きと、テンポのいい音で楽しめますし、大きくなってからも楽しめるんです。
その理由は、言葉や身体表現の勉強になるからです。
それぞれの本の特徴をご紹介します。
「だるまさんが」の内容
体の動きと、その音を楽しく学べる絵本です。
例えば、だるまさんが転ぶイラストと「どてっ」という音が一緒になっているという具合です。
それによって、赤ちゃんは 体の動きと、その音について頭の中でリンクさせながら覚えていくことができます。
1歳ころになると、この本を読んであげると、だるまさんの動きを真似して体を動かしてくれてとても可愛いですよ。
「だるまさんの」の内容
体の部位について学べる絵本です。
だるまさんのイラストで「手」や「歯」について認識を深めていくことができます。
また、「手」のページの前には小さく「手袋」が書かれていたり、「歯」のページの前には「歯ブラシ」が書かれていたりと、「次に何が登場するのか」を予想できる仕組みになっています。
赤ちゃんが小さいうちは分からないと思いますが、 大きくなってきてその関連性に気づいたときには、今までとは違った視点で楽しめるようになると思います。
「だるまさんと」の内容
果物の名前と、体を使ったコミュニケーションを学べる本です。
だるまさんと一緒にフルーツのキャラクターが登場し、仲良く遊んでいる様子が描かれています。
この本では、「いちご」「ばなな」などの子供が好きな果物が描かれているので、 果物の名前を覚えるときに役立ちます。
また、だるまさんとフルーツたちが仲良くスキンシップで遊んでいる様子がイラストになっています。
例えば「ぎゅ」とハグするイラストや、「ぺこ」とお辞儀するといった感じです。
これによって 、赤ちゃんは体をつかったコミュニケーションや、ママとのふれあいについて学ぶことができます。
まとめ
絵本は子育てに欠かせない大切なものです。
自分が子供を持つまでは「0歳のうちは言葉が分からないから本は必要ない?」と思っていましたが、大間違いでした。
0歳だからこそ、絵本が大事!出産祝いに絵本をもらえたことは、とてもうれしい経験でした。
何を贈ろうか悩んでいるなら、ぜひ絵本を選んでみて下さい。
赤ちゃんにも、ママにも喜ばれる素敵な贈り物ですよ。
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